思わず打ちたくなる!?恩恵があるパチスロのフリーズについて幅広く解説

パチスロにはフリーズというものがあります。

恩恵は別としてパチンコでいうところのプレミア演出とほぼ同義です。

スロッターにとって、パチスロのフリーズ演出が発生すると脳汁と呼ばれる興奮物質が垂れ流し状態となり、お祭り状態となることでしょう。

また、フリーズを引くと恩恵が強い機種もあるため、出玉にも影響を与えます。

今回はパチスロのフリーズについていろいろと解説していきます。

興味が湧いた人は最後までお読みいただけると幸いです。

目次

パチスロのフリーズとは

パチスロのフリーズとは機械が壊れたというネガティブなことではありません。

むしろ打ち手側にとってはとってもポジティブなことです。

フリーズとは一般的にロングフリーズのことを指します。

”一定時間、リール停止などの操作が応じなくなる演出です。長い時間この状態が続く「ロングフリーズ」は代表的なプレミアム演出で、発生すれば良いことがあるかもしれません。

また、”液晶画面では特別な動画が流れたり、リールが逆回転するなどの迫力ある演出が行われます。フリーズは一部の台に搭載されており、プレミア的な要素が多く、より大きな獲得を期待できる演出といえます。”

ちなみに機種によってショートフリーズというものが実装されていることがありますが、こちらはチャンスあるいは激アツという意味合いなので、強チェリーや強チャンス目を引いたような感覚です。

フリーズの元祖!?初めてフリーズを搭載した機種とは

フリーズ演出は今でこそ定着しているものですが、昔は必ずしも取り入れていたわけではありませんでした。

初めて搭載されたのは1999年で”岡崎産業の『キングジャック』なる機種にて初搭載されたとの事”です。

”仕組み的には1999年にエマが出した『ディーゾーン』がそれだそうです。仕組みとしてはレバオンの8秒後にリールが始動するというものでまんまフリーズなのですが、ここではフリーズという呼称を使わず「クラッシュ」と呼んでいたとの事。フリーズという名前が使われたのが2001年に登場した『リックデビュー』からだそうです。”

パチスロでフリーズが発生する確率はどれくらい?

”フリーズの発生確率は、機種によって異なりますが、一部では1/65536や1/8192などの低確率で発生することがあります。そのため、フリーズを獲得するためには、長時間のプレイや高設定の台を選ぶなどの戦略が必要です。”

中には複合的な要素も絡んで、1/65536よりもフリーズ発生確率が低い機種も存在します。

ミリオンゴッドのように機種によっては1/8192で成立するGOD揃いと恩恵は同じでもフリーズ演出を加えたものもあります。

また、1/65536に関して分数にすると何となく引けそうな気がするかと思いますが、小数点に直して%を加えると、0.00152587891%という引けそうにないくらい果てしないものです。

フリーズを引くとどんな恩恵があるのか?

上記で紹介したようにフリーズを引く確率はかなり低いです。

10000G打ち続けて1回引けるかどうか、機種によっては人生で1回引けるのかどうかにかかってきます。

もしフリーズを引いたら打ち手側にとってどんな恩恵があるのか、過去に実装された例を参考にいくつか紹介していきます。

ボーナスを一度引くまでATまたはARTが続く

フリーズを引けばボーナスを一度でも引くまでATまたはARTが続くという恩恵が得られるタイプです。

過去作だとマジカルハロウィンのスーパーカボチャンスがこれに該当します。

低設定でこのタイプのフリーズを引くと、ボーナス確率が重い設定1なら大きくハマり、もしかしたら1000Gを超えるかもしれません。

つまり、その分だけ出玉が増えるのです。(仮に1G/純増2枚なら2000枚という計算)

ただ、フリーズを引いてすぐにボーナスが確定するとフリーズの恩恵を十分に味わうことなく終わってしまうことがあります。

上位ATに直撃

フリーズを引けばいきなり上位ATに突入するタイプです。

スマスロだと下記で紹介するもの以外ではからくりサーカスが該当します。

そのため、他のフリーズよりも発生確率が低めに設定されていることが多いようです。(ヴァルヴレイヴの場合だと巷では1/20万とか噂されている)

通常は上位ATに突入するためには、下位ATを機種ごとに設定された条件(獲得枚数2000枚とか)をクリアしなければ、上位ATにたどりつきません。

それがいきなり上位ATに直行するわけですから、恩恵は多大です。

さらに上位ATだと出玉スピードが増加(例えば1G/純増3枚が6枚となるイメージ)するため、投資がかさんでいたら逆転勝利をつかむきっかけとなります。

継続率型で最高継続率のATに突入

フリーズを引くとATが最高継続率の状態からスタートできる恩恵が得られるタイプです。

過去作だとバジリスク絆2でプレミアムバジリスクチャンスを経由して継続率80%+「祝言モード」がこれに該当します。

バジリスク絆2の場合だとチェリーや巻物などを併用するため実質継続率は9割程度となります。

他の作品だと例えば5号機時代に1セット50Gで継続率99%という実質的に閉店まで打ち続けられるという現在では考えられないような強力な恩恵をまとったものもありました。(5号機なので現在よりも純増枚数は少ないですが)

フリーズの恩恵としてはある意味わかりやすく、出玉が伸びるかどうかはヒキ次第という面は否めません。

1G連のBIG獲得

フリーズを引くとBIGに当選し、さらに次回ボーナスとして1G連のBIGが確定するという恩恵が得られるタイプです。

パチスロ機では「アオハル♪操 A-LIVE」のdistanceフリーズがこれに該当します。

フリーズの中ではあまり恩恵を感じない部類かもしれませんが、出玉感としては安定してます。

上記で紹介したフリーズの恩恵について、出玉が爆発する契機とはなっていますが、下手すると短命で終わってしまい、1G連のBIG以下の出玉しか得られないこともあるので、1G連のBIGというフリーズの恩恵は安定的かもしれません。

規定獲得枚数の獲得を保証

フリーズを引くと規定獲得枚数を獲得できる権利が保証されるという恩恵が得られるタイプです。

スマスロだとLスーパービンゴネオ(FFF揃いでかつ50%で突入)がこれに該当します。

実質的に上位ATと重なる部分もありますが、規定獲得枚数の獲得が保証されるということは上記で紹介したようなフリーズの恩恵が十分に得られないという不安を解消できます。

つまり、このタイプの場合はフリーズの引き損がないということです。

フリーズを引いて得する場合と損する場合とは

フリーズを引けば多くの場合は得します。しかし、状況によってはフリーズを引いてもむしろ損してしまう可能性があります。

フリーズを引いて得する場合と損する場合、何が違うのでしょうか。

得する場合

多くの場合、フリーズを引けば得すると考えます。

フリーズの恩恵にもよりますが、単発で終了とか短命で終わるようなことがない限りは、期待値数千枚は堅いです。

例えば、設定1の台を打っていて極端な話、スランプグラフでマイナス5000枚だった場合、その状況でフリーズを引いて出玉トリガーを発動させたとします。

仮にゲーム数タイプのATだった場合、1G/純増枚数5枚でゲーム数上乗せが合計で1000G上乗せされたとすれば、それだけで事実上5000枚は獲得でき、その後の展開次第でさらにゲ2400枚を獲得するほどのゲーム数上乗せがされた場合、エンディングに移行するため、理論上では約7400枚獲得可能です。

このパターンの場合だと、たとえ10万円負けていたとしても、十分プラスになるため、フリーズを引けばとてもお得といえます。

損する場合

フリーズを引いて損してしまう場合とは、上記で少し触れましたが、フリーズの恩恵を十分に受けられないことです。

例えば、1セット50GのATが継続率90%だったとして、わずか10%という薄いところを引いて即終了という単発を引いてしまった場合がこれに該当します。

あとは閉店5分前にフリーズを引いてしまう場合も同様に損してしまいます。

仮に規定獲得枚数の獲得を保証されていたものだったとしても、店員が「次のベル成立で終了です」と間近で見ていた場合、本来ならば数千枚の期待値はあるはずが、わずか数百枚だけ獲得して終了してしまうのです。

フリーズを引くなら朝イチ、最低でも夕方前でないと十分な恩恵が受けられないと思っておいた方が賢明でしょう。

今でも打てる!?フリーズが引けたら恩恵が得られやすい機種3選

現時点でホールで稼働している割合が高い機種のうち、フリーズが引けたら恩恵が得られやすい機種3選と題してそれぞれ紹介していきます。

フリーズに関する情報を重点的に紹介しますので、気になった人は基本情報について各自でご覧ください。

モンキーターンⅤ

モンキーターンⅤには実質的に2種類のフリーズが存在します。

”1つ目は「波多野フリーズ」。AT+艇王シナリオが確定するため、AT8セットクリア(エンディング到達)確定し、AT終了後も青島SGをかけたバトルへ突入。”

”フリーズの契機役となるのは中段チェリー停止。本機では究極目と呼ばれる出目と”なります。

”もう1つは「青島SPフリーズ」。普通のフリーズより、こちらのほうが出玉性能は上で、青島SG(上位AT)+大量ストックに期待できる最強のフリーズ”となります。

フリーズの契機役となるのは同様に究極目成立の一部や青島SG継続時の一部などです。

いずれも中段チェリーを契機としているのであれば、発生確率は1/16384よりも低いと考えるべきです。

スマスロ北斗の拳

スマスロ北斗の拳のフリーズ発生確率は設定1で1/85592.7と言われています。

通常時に逆押しで無想転生図柄を揃えることで、継続率の94%無想転生モードに移行します。

”継続率が94%だけあって期待枚数は2500枚以上! プレミアム契機としては十分な期待枚数と言えよう。ちなみに平均では16.6連とされて”います。

つまり、ラウンド20まで進めてラオウを昇天させる大チャンスです。

期待値は2000枚を超えるので、よほど運が悪くない限りはフリーズの恩恵を十分に受けられるでしょう。

L戦国乙女4

戦国乙女4の”フリーズはリールロック3段階を契機に発生し、出現確率は1/16384。1/8192のちょうど2倍の重さであるため、ロンフリの中では現実的な確率と言えるだろう。恩恵は期待枚数約1840枚(設定1)の上乗せ特化ゾーン「神謀覚醒」となっています。

神謀覚醒はヒキ次第で継続が可能なのです。

通常1回で終わってしまうかもしれませんが、続けて神謀覚醒を消化できれば少なくとも300G以上は上乗せできるので、ヒキ次第でフリーズの恩恵が大きくなります。

まとめ

今回はパチスロのフリーズやその恩恵について広く解説してきました。

今ではパチスロのフリーズは引くだけで状況が大きく変わります。

一般的にフリーズを引く確率は一番高くても1/8192、上記で紹介したスマスロ北斗の拳に至っては1/85592.7とされているため、かなり難しくなっています。

機種によってフリーズを引いた時に恩恵は異なりますが、基本的にフリーズは引いて損はありません。

仮にフリーズを一度も引いたことがない人は、フリーズを引くことでこれまで体験したことのない喜びを味わうことができるでしょう。

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